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「杜人」秋号

 投稿者:小池正博  投稿日:2009年10月 2日(金)20時42分31秒
  「杜人」秋号(223号)が届きました。
平賀胤壽さんが「吟行アレルギー」という文章を書いておられます。
これは前号・夏号に羽田野令さんが「平賀胤壽『水摩』を読む」を
発表なさったのに呼応しているようです。
筋の通った連続企画ですね。
そして、浮千草句集『夢をみるところ』評特集。
この句集は「バックストロークin大阪」の書籍コーナーにも置かれて
いました。句集を出し、それがきちんと評価されるシステムが
川柳界でも定着しつつあります。
最後に、in大阪では会えなかった、佐藤みさ子さんの一句です。

  生きているうち会いにゆく飽きるほど  佐藤みさ子
 

「井泉」大会

 投稿者:小池正博  投稿日:2009年 9月27日(日)11時29分59秒
  in大阪でパネラーをお願いした彦坂美喜子さんのお話は
短歌に批評性を持ち込もうとした前衛短歌における「私」、
情報化社会の中で希薄になったニューウェイブ短歌の「私」、
ニューウェイブ以後の分裂・断片としての「私」について
現代短歌の流れをわかりやすく解説するものでした。
「私が書いているのに、実は書かされているのではないか
という恐れ」「今を見ておくことが必要」などのコメントは
私たちの記憶に刻まれるものだったと思います。
さて、彦坂さんの所属する「井泉短歌会」の大会のご案内です。
会場は名古屋ですが、ご興味のある方はどうぞ。

 第四回「井泉」大会(30号記念)

日時 2009年11月15日(日)
会場 中日パレス、エンゼルの間およびクラウンホール
    名古屋市中区栄・中日ビル5階
歌会受付 12:30より
歌会   13:00より
講演 小高賢「現代短歌の見取図」16:00より
懇親会 18:00〜20:00
会費 歌会・講演会 7000円
   懇親会    8000円
申込締切 10月10日(土)
申込み方法 近詠一首をハガキに記入、彦坂さんまで
      会費は郵便振替にて 00860-3-166771 岡嶋憲治

お問い合わせは小池まで。
 

字余り・句またがり

 投稿者:小池正博  投稿日:2009年 9月24日(木)19時47分30秒
編集済
  しっとりと噂吸い取り重い日傘  野口裕

 五・七・六の下五の字余り。
 しっとりと/噂吸い取り/が下六の重い日傘に収斂していきます。
 これを字余りでなく五音で受けると、受けきれない感じがします。
 あえて字余りで、しかも「重い」という形容まで付けることに
 よって、一句は完結しています。

楔形文字のヤマネコ式ブログ   井上一筒

 五七五のリズムで読めば
 楔形/文字のヤマネコ/式ブログ となります。
 しかし、意味の上では
 楔形文字の/ヤマネコ式/ブログ となります。
 即ち、語句が上五・中七、中七・下五にまたがっている
 句またがりの作品です。
 「くさびがたもじ」は「きっけいもじ」と読むことも可能。
 前者だと八・六・三の韻律。
 後者だと七・六・三の韻律。
 五・七・五のリズムを外すことによって様々なヴァリエーションが
 生まれます。
 

女性川柳の活躍

 投稿者:小池正博  投稿日:2009年 9月23日(水)19時27分26秒
  大会第二部の時間帯は、宿泊の手配などの実務のため部屋を
出入りをしていて最初の方は聞けませんでしたが、興味深い
作品が披講されました。特に女性作家作品が注目され、特選
ふたつの井上しのぶさんは「ふらすこてん」でもご活躍中です。
特選ひとつ、準特選ひとつの吉岡とみえさんは「点鐘の会」
でもお目にかかっており、いつも面白い作品を書いていただ
いています。「番傘」の森田律子さんは「コロキウム」や
「ふらすこてん」にもよく来られて手だれの句を書く方です。
福井からご参加いただいた酒井暁美さんが準特選で健在振りを
発揮なさったのもとても嬉しいことでした。
「点鐘の会」の岩崎千佐子さんが着実に力をつけておられるのも
心強いことです。ご多用の中ご参加いたただいた赤松ますみさん
には感謝です。
羽田野令さんは歌人・俳人で次号「バックストローク」28号に
「うたの起源」についてご執筆していただいています。
男性陣では井上一筒さんが気を吐いておられるほか、わが盟友の
五七五作家・野口裕さんが特選をとられたのはさすがと言うべき
でしょう。徳永政二さんとは懇親会で隣の席になり、いろいろ
お話をおうかがいできて嬉しかったです。
それぞれの方のプロフィールのご紹介かたがた、御礼まで。
 

入選句(特・準)速報

 投稿者:  投稿日:2009年 9月21日(月)18時40分41秒
編集済
  課題「間」山田ゆみ葉選
準特選  天井に通す一間幅の銀河         羽田野令
特選    産むための 肋三本ばかり抜く      吉岡とみえ
軸    眠りつくまでに悪夢をみっつほど        山田ゆみ葉

課題「指す」田中博造選
準特選 明日を指すはずの散髪屋はどこに     徳永政二
特選  しっとりと噂吸い取り重い日傘      野口 裕
軸   君を指す一個の磁石静かなり       田中博造

課題「ブログ」本多洋子選
準特選 ゴンドラに乗って配っているブログ    赤松ますみ
特選  楔形文字のヤマネコ式ブログ       井上一筒
軸   ブログ炎上八百屋お七の下駄がある    本多洋子

課題「栓」徳永政二選
準特選 お疲れの栓に気安くさわらない      岩崎千佐子
特選  栓抜いてやれば沈んでゆく校舎      井上しのぶ
軸   どういうわけか栓をぎょうさんくれはった 徳永政二

課題「ゾーン」中川一選
準特選 一族の大根畑で起立する         酒井暁美
特選  麦畑からはみだしている左足       森田律子
軸   領土から外れる蝶を本に刺す       中川 一

課題「侯爵」石部明選
準特選 侯爵も百匹ばかり産んどくか       吉岡とみえ
特選  魚族になる侯爵の落とし胤        井上しのぶ
軸   侯爵が走る油揚げついてゆく       石部 明
 

それぞれのIN大阪

 投稿者:  投稿日:2009年 9月21日(月)17時35分8秒
  http://wind.ap.teacup.com/yumiha/

http://90121938.at.webry.info/

http://blog.zaq.ne.jp/sigetosi/

http://blog.livedoor.jp/ssm51/?blog_id=1844070

http://blog.zaq.ne.jp/zenro/photoalbum/

ほかにあればお知らせください。
 

気の早いお知らせ

 投稿者:  投稿日:2009年 9月21日(月)17時08分11秒
  来年のBSおかやま大会は2010年4月10日(土)「ピュアリティまきび」と決定しました。

どうぞ今から来年のカレンダーにご記入ください。

あっ・・早速に写真ができてる。
 

写真できました

 投稿者:ぜんろう  投稿日:2009年 9月21日(月)11時50分23秒
  バックストロークin大阪へご参加のみなさん、ありがとうございました。
拙い司会のため、ご来場の方々からのお声を聞く時間がとれず、反省しきりでございます。
小池さんの記事にもありますように、ご意見をお寄せいただければ幸いです。

当日の写真をまとめましたので、以下の手順でお立ち寄りください。
URL:http://blog.zaq.ne.jp/zenro/photoalbum/

アルバムへの入り方は、
・リンク先のページで「ID」「PASS」両方に
 「bs-osaka」(半角英小文字)と記入
・すぐ下の「サイト管理者」を「サイトのメンバー」に変更
・ログインのボタンをクリック

以上で、アルバムの一覧が表示されます。
一番上に「バックストロークin大阪」のアルバムがあります。
以前の大会の写真も見られますので、お立ち寄りください。
コメント欄もございますので、足跡を残していただければ、と思います。
若干の手ぶれはご容赦ください。
ありがとうございました。

http://blog.zaq.ne.jp/zenro/photoalbum/

 

事務局より御礼

 投稿者:小池正博  投稿日:2009年 9月21日(月)08時21分31秒
  「バックストロークin大阪」、74名の皆さまのご参加をいただき、
無事終了しました。事務局からも御礼申し上げます。
行き届かぬところもあったと思いますが、ご容赦をお願いします。
シンポジウムのテーマ<「私」のいる川柳・「私」のいない川柳>
につきましては、時間がとれず会場のみなさまにマイクを回すことが
できませんでした。よろしければ順次ご意見をお寄せいただければ幸
いです。
シンポジウムの記録と大会作品は「バックストローク」29号
(来年1月発行)に掲載させていただきます。
現在編集中の28号(10月発行)には間にあいませんので、しばらく
お待ちください。
当日の懇親会は40名近くの方々のご出席、遅くまで熱っぽく語り
合う時間を共有しました。
スタッフの方々もお疲れさまでした。
 

盛会感謝

 投稿者:  投稿日:2009年 9月20日(日)22時09分47秒
編集済
  「バックストロークIN大阪」
用意した椅子は満席の盛会になりました。
特にシンポジュウムへの期待は高く、私は選者として選考の時間が重なったため後半、
それもほぼ終わりかけしか聞けませんでしたが、熱心にメモを取りながら聞き入って
いる参加者の様子から成功を確信しました。

勿論、バネラーそれぞれの発表は、耳に慣れていない人には難解な箇所があったかも
知れませんが、川柳ではまだ成熟していないパネルディスカッションという議論の場
は、提供する側も反省と総括をしながらよりよい方法を模索し、参加者もこれを訓練
として、回をかさね、育てていただかなければなりません。

しかし「私性」を語る今回の議論は、かつての「軽薄」「悪意」「嘘」よりは身近な
テーマであり、皆さんも、ご自分の創作姿勢とかさね合わせて聞いていただけたよう
です。

このシンポジュウムを目当てに参加していただきながら、選者をお願いした中川一・
本多洋子、徳永政二、それに本誌同人、田中博造・山田ゆみ葉の皆さんは、聞いてい
ただくことができませんでした。お詫びするとともに、気持よく選者を引き受けてい
ただいたことに厚くお礼を申し上げます。ありがとうございました。

熊本からひとりでご参加のいわさき楊子さん、広島からの番野多賀子さん、仙台から
の広瀬ちえみさん、いやお名前をあげればきりもない75名の皆さんにも厚くお礼を申
し上げます。ありがとうございました。

参加された湊圭史氏のブログに当日の詳細がアップされています。
http://umiuma.blog.shinobi.jp/

↓バネラーのから吉澤久良・樋口由紀子・彦坂美喜子・小池正博と司会の兵頭全郎の
皆さん。
 

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